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美術教育専修
高度な実践的?創造的研究能力を身につけ、現場の美術教育をリードしていける人材の育成をめざします。
人格形成期における芸術教育は,文明の進歩や社会構造の変化に伴って一層その役割を増しています。そのなかで美術教育は、人間の視覚や触覚など多様な感覚や思考力に直接働きかけ、知性と感性のバランスの取れた人格の形成に重要な役割を果たします。また、生涯学習社会でも美術がかかわる比重は増しています。
本専修では、こうした美術教育分野において、美術や教育に関する高度の専門性を身につけ、学校や社会における美術教育の実践や研究をリードし、教育の改善に貢献できる人材の育成を目的として次のことを追求します。
学部で修得した美術教育の基礎、あるいは教職経験から浮上した実践上の課題等を基盤に、美術教育のありかたについて次の側面から更に深めます。
●美術教育の理念?内容?方法や実践上の課題について考察し、課題設定や研究の方法、実践に生きる美術教育研究について学びます。
●美術教育の内容を構成する美術の専門分野を深め、京都の伝統を生かした創造的な指導法や社会と美術とのかかわりについて追求します。
以上のような実践理論や表現?鑑賞の専門研究を通して、学校や生涯学習社会における課題に応えうる美術教育の高度な実践的?創造的研究能力を備えた指導者を育成します。
美術科の教員によるホームページへ美術科の学生や附属学校園の児童?生徒の作品を、「バーチャル展覧会」として公開しています。是非こちらもご覧ください。
主な履修科目
●美術科教育特論Ⅰ?Ⅱ
●美術科授業特別研究
●書道教育特論
●絵画、工芸、美術史、各特論Ⅰ?Ⅱ
●彫刻、デザイン、書道、
美学?芸術学、各特論
●美術科教育教科内容論Ⅰ~Ⅶ
●書道教育教科内容論
●美術科教育実践特別演習Ⅰ?Ⅱ
●美術科教育特別演習担当教員の紹介
村田 利裕(美術科教育) ?researchmap
日野 陽子(美術科教育) ?researchmap
谷口 淳一(彫刻) ?researchmap
安江 勉 (デザイン) ?researchmap
山内 朋樹(美術理論?美術史?庭園史)?researchmap
丹下 裕史(工芸(陶芸)) ?researchmap
岡田 直樹(書道科教育?書道) ?researchmap
※「researchmap」とは、国立研究開発法人科学技術振興機構が提供する、国内の研究者情報をデータベース化した研究者総覧です。
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