-
保健体育専修
人間の健康と身体活動を多面的に捉え、学校教育における健康?運動?スポーツ指導のあり方について考察する。
健康や体育?スポーツ活動と教育の関係についてより深く学ぶ方法には、大きく考えると2つのアプローチがあります。1つは、健康?体育?スポーツ科学をベースにして教育活動を考えること。もう1つは、教育学をベースにしながら体育?スポーツ?健康の位置づけを考えること。同じように聞こえますし、結果として同様の考察に至るかもわかりません。
将来学校教育に携わろうと思うのであれば、初等中等教育に関する研究成果とリンクさせながら、人間の健康や身体活動について考えるという視点が不可欠ではないでしょうか。チャンピオンスポーツやトップアスリートを対象とした研究もあると思います。しかし、アスリートに対する指導と、発達途上にある子どもたちに対する指導とでは、目的、内容、方法などが大きく異なります。私たちが目指すのは、学校現場とリンクし、そこに還元できる知見を探求することです。
真人龙虎斗_新式老虎机-下载平台院修士課程に位置づけられる保健体育専修では、2年間の学修と研究活動への取り組みによって、将来学校現場における体育科?保健体育科の授業実践をリードできるような、広い視野と高度な専門性を有する教員を養成します。
教育?研究分野には、保健体育科教育、体育学、運動学、学校保健の4分野があります。真人龙虎斗_新式老虎机-下载平台院生は、保健体育科教育に関する科目を必修とし、体育原理?哲学、体育経営?スポーツマネジメント、野外教育、武道?コーチング、スポーツバイオメカニクス、学校保健?メンタルヘルス等について学びます。
また、これらの学びをさらに深めテーマを絞りこみながら、体育科?保健体育科教育の進展に寄与する修士論文を執筆します。科目履修や研究指導を担当する指導教員制を設定しており、在学中は指導教員の研究室(ゼミ)に所属します。
講義や研究指導は、基本的に6時限以降(18:00~)に行いますので、現職の先生方であっても勤務先の授業終了後に学修することが可能です。また、修業年限を3または4年とする長期履修制度も用意しております。
入試?説明会情報もご参照ください。
体育学科の教員によるホームページへ主な履修科目
●教科教育に関する科目(必修科目)
保健体育科教育分野
├ 保健体育科教育特論
└ 保健体育科教育特別演習
●教科専門に関する科目
体育学分野
├ 体育学特論
├ 体育経営管理学特論
└ 野外教育学特論
運動学分野
├ 体力科学特論
├ 身体運動学特論
└ 武道方法特論
学校保健分野
└ 学校保健特論担当教員の紹介
小松﨑 敏(体育科教育学?体育教師教育)?researchmap
林 英彰 (体育原理) ?researchmap
遠藤 浩 (野外教育) ?researchmap
小山 宏之(バイオメカニクス) ?researchmap
浅沼 徹(学校保健) ?researchmap
※「researchmap」とは、国立研究開発法人科学技術振興機構が提供する、国内の研究者情報をデータベース化した研究者総覧です。
〒612-8522 真人龙虎斗_新式老虎机-下载平台 TEL 075-644-8106
Copyright © 2016 Kyoto University of Education.All rights reserved.